こんにちは!
ママエコ ~シンママの家計と未来サポート~を運営しているママエコみさとです。
このブログでは、
・お金の知識に自信がない
・何から始めればいいかわからない
・将来が不安だけど、誰にも相談できない
そんなお金の悩みを抱える方に向けて、役立つ情報をお届けしていきます。
私は普段、手数料に結構敏感なタイプです。
ATMでお金を引き出すときも、「手数料がかかる時間は避けよう」と思っていたし、
ちょっとした支払いのときも「これって本当に必要な手数料かな?」と考えるほうでした。
でも、そんな私も投資の世界に入ったときは、なぜか手数料をあまり気にしていなかったんです。
投資信託の商品を選ぶときも、「なんとなく良さそう」とか「おすすめされたから」
という理由ばかりで、手数料をしっかり見ていなかった。
今思えば、これって結構もったいないことをしてたなと思います。
投資でかかる手数料は、一見すると小さな額に思えます。
「年0.5%の手数料」と聞くと、そんなもんかと思うかもしれません。
でも、この手数料は毎年、運用している資産から少しずつ引かれていくもの。
金額にすると最初は小さくても、10年、20年と時間がたつにつれて、受け取るはずだった
将来のお金に大きな差が出てくるんです。
たとえば、毎月1万円を20年間積み立てていくとします。
年利5%で運用できたとして、信託報酬が年0.3%の場合と1.5%の場合では、
最終的にこんな差が出てきます。
・信託報酬0.3% → 約405万円
・信託報酬1.5% → 約355万円
同じ「1万円ずつ積み立てた」のに、手数料の違いだけで50万円もの差が出ることもあるんです。
これは決して特別なケースではなく、長く積み立てる人ほど「コストの差」が
結果に表れてきます。
だからこそ、投資を始めるときには「どの商品を選ぶか」だけじゃなくて、
「手数料がどうか」という点もぜひ見ておいてほしいなと思っています。
ここで少し、投資信託の種類についてお話しますね。
投資信託には大きく分けて「アクティブファンド」と「インデックスファンド」という
2つのタイプがあります。
アクティブファンドとは
投資のプロが「この銘柄は今後伸びそうだな」といった判断をして、運用してくれる商品です。
専門家が調査したり分析したりして、少しでも高い利益を出せるように頑張ってくれる、
そんなイメージですね。その分、手数料は高めに設定されています。
ただし、大切なのはここから。
「プロが運用してくれているから、必ず成績が良い」とは限らないんです。
むしろ、手数料を引いたあとに見てみると、「そんなに変わらない、あるいは負けている」
ということもあります。
インデックスファンドとは
一方、インデックスファンドは「市場全体の動きに合わせて投資する」タイプのもの。
日経平均や S&P500 といった、よくニュースで見るような指標に連動する仕組みなので、
プロが細かく銘柄を選ぶようなことはしません。そのため、運用コストが安く、
手数料もかなり低めです。
そしてこのインデックスファンド、長期的に見るとアクティブファンドよりも安定している
ことが多いんです。
私自身、最初は「プロに任せた方が安心かな」と思って、手数料が高いアクティブファンドを
選びそうになったこともありました。
でも、「手数料が高い = 利益が多い」というわけではない、ということを知ってから、
考え方がガラッと変わりました。
もちろん、アクティブファンドが悪いということではありません。
でも、「なんか良さそうだから」「おすすめされたから」だけで選ぶのではなく、
その商品にどんな手数料がかかるのか、それによって将来どんな影響が出そうかを、
一度立ち止まって考えてみてほしいなと思います。
投資における「手数料」は、ただの小さな金額ではありません。
毎年の運用に影響する、れっきとした「コスト」です。
この手数料をどれだけ抑えられるかで、将来受け取るお金が大きく変わってくる。
だからこそ、これから投資を始める方や、今選んでいる商品を見直そうと思っている方には、
「信託報酬(しんたくほうしゅう)」という表示にぜひ注目してみてください。
小さな違いが、未来に大きな差を生み出すこともあるから…
投資を学び、たくさんの情報に触れてきた中で、やっぱりここが大事なんだ、と実感したのが
手数料との付き合い方です。
小さな違いに見えても、積み重なると将来に大きな差を生むからこそ、これから投資を
始める方には、ぜひ知っておいてほしいポイントです。
あなたの未来のお金も、少しでも安心して育てていけますように…
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